熱く沼る

舞台版&アニメ版「心霊探偵八雲」の後藤刑事役でお馴染み、東地宏樹さんにからお誘いを受けて、劇団トローチの「熱く、沼る」を鑑賞してきました。

 


スナックのママ――玲子は、笑顔を装いながらも、「何が楽しくて生きているのだろう?」と思いながら日々を過ごしていた。

そんなある日、若い女が店に訪れ、玲子に「お母さんですよね?」と問いかけてくる。

そこから、奇妙な家族ごっこが始まっていくのだが、玲子はそんな日々に彩りを感じ、沼っていくのだが……。

 

あらすじからも分かるように、ビターテイストの大人の物語です。

 

登場人物の視点を通して、生きるとは何か? 孤独とは? 家族とは? と様々なことを問いかけてきます。

 

二十代の頃に鑑賞したら、感想は違っていたのですが、アラフィフの私にとっては、台詞の一つ一つが、心の深いところに突き刺さりました。

 

だって、既視感が凄いんだもの……。

 

この既視感というのは、ありきたりということではなく、私生活で友人などと話をしているときに、同様の悩みや葛藤を耳にする――ということです。

 

あ、この台詞、○○が前に言っていた。

この状況、○○さんと同じじゃないか。

 

といった具合に、登場人物たちが、自分の近しい人たちとリンクしていくのです。

 

だから、思わず笑ってしまう。

気付ば涙を流す。

そして、考えずにはいられなくなる。

 

帰宅途中も、幾度となく台詞が頭の中に蘇り、感傷にふけったりしてしまいました。

 

しばらく、この状況が続きそうです。

 

私が、一番沼ってますね……笑

 

歳を重ねたからこそ、表現できるものがあるというのは、本当に素敵なことですね。

 

私も、いつか等身大の自分の物語を描いてみたいものです。

 

8月13日まで公演していますので、気になった方は是非!!


 熱く沼る 

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Published on August 10, 2023 17:25
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Manabu Kaminaga
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