人に関するデータが重要なのは、顧客と従業員の行動が業績に強く影響しているからだ。
営利活動は、4層の構造からなっている。まず第1層が、向上すべき「財務」の層である。財務は業績を直接反映する。第2層が、「需要」の層である。需要とは、顧客のニーズや購買行動を指すが、お金を払う主体は顧客だから「需要」が第1層の財務に強く影響するのは当然である。第3層が「業務」の層である。需要あるいは顧客のニーズに応えるのが業務である。この成否が需要に影響を与えるのも当然である。そして、第4層が「設備と投資」の層である。インフラの設備や人の育成などがこの層に対応する。
…特に「需要」と「業務」の層で人の行動が決定的な影響を与える。よって、この需要や業務における人の情報をきちんと取り込んだ分析をする必要があるが、これが実行されないことが多い。
— Feb 07, 2019 01:16AM
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