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人類進化論―霊長類学からの展開

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野生霊長類のフィールドワークの成果に基づいて人類の進化史の解明を試みた入門書。霊長類学の発想の紹介から、熱帯雨林に適応してきた霊長類の進化史、サル・類人猿・人類の特徴、性の進化、オスの子殺しと暴力、和解行動・道具行動や種々のコミュニケーション能力、そして霊長類学の知見から描いたヒトの進化までをわかりやすく解説した。本書は、日本と欧米における視点の違いを考慮しながら、これまで霊長類学が扱ってきた人類進化のテーマと発見をわかりやすく紹介する入門書。野生霊長類のフィールドワークの成果に基づいて人類の進化史の解明を試みた。はじめに霊長類学の発想とは何かを紹介し、日本と欧米の考え方の違いを解説する。続いて、人類の誕生の舞台になった熱帯雨林と、そこに適応してきた霊長類の進化史を概観し、他の哺乳類と異なる生活史を進化させたサル、類人猿、人類のそれぞれの特徴をまとめた。また、性の進化、オスの子殺しと暴力、和解行動・道具行動や種々のコミュニケーション能力について、それぞれ章を割いて解説した。最後に、霊長類学の知見から描いたヒトの進化について総括し、まだ解明されていない人類進化の謎について述べた。本書を通して、(霊長類学によって)人類の過去を遡り、現在の人間を見つめなおす視線を養い、その探求の楽しさが味わえるであろう。●目次1章 霊長類学の発想1・1 人類学と霊長類の出会い1・2 化石の発掘と人間の祖先1・3 人類学と生物学の分離1・4 霊長類学の誕生1・5 自然群の研究が明らかにしたこと1・6 社会生態学の考え方2章 人類誕生の舞台2・1 熱帯雨林とはどんな場所か2・2 熱帯雨林における霊長類の進化2・3 類人猿の食と社会2・4 混群と異種の類人猿の共存3章 霊長類の生活史戦略3・1 サルの一生3・2 類人猿の生活史3・3 人類の生活史の特徴4章 霊長類の性と進化4・1 霊長類の性の特徴4・2 発情の季節性4・3 類人猿の性4・4 ホモセクシュアル行動4・5 インセストの回避4・6 人類の性と進化5章 オスの子殺しと暴力5・1 子殺しの発見5・2 子殺しの起こる条件5・3 子殺しの種内変異5・4 集団間の争い6章 社会的知性とコミュニケーション6・1 攻撃と和解6・2 不平等社会と平等社会6・3 対面交渉と食物の分配6・4 道具使用行動と文化7章 人類進化の謎に挑む7・1 ヒトはどのように進化したか7・2 食物共有仮説7・3 文化のビッグバンと感情の進化

Tankobon Hardcover

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山極 寿一

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