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小説王

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文芸冬の時代に放つ激熱エンタテインメント

大手出版社の文芸編集者・俊太郎と、華々しいデビューを飾ったものの鳴かず飛ばずの作家・豊隆は幼馴染みだった。いつか仕事を。そう約束したが、編集長の交代などで、企画すら具体的にならないまま時間だけが過ぎていく。やがて、俊太郎の所属する文芸誌は存続を危ぶまれ、豊隆は生活すら危うい状況に追い込まれる。そんな中、俊太郎は起死回生の一手を思いつく。三流編集者と売れない作家が、出版界にしかけた壮大なケンカの行方は!?
小説の役割は終わったのか? 「STORY BOX」連載時から、作家・編集者・書店員の方々をざわつかせた問題作がついに刊行。小説をめぐる、男たちの熱きドラマ! 『イノセント・デイズ』『95』で大注目の作家が、文芸冬の時代に放つ、激熱のエンタテインメント!!


【編集担当からのおすすめ情報】
装画は、故・土田世紀先生の『編集王』のカットを使用。
読んでいただいた書店員さんから、熱いコメントが多数寄せられています。

302 pages, Hardcover

First published May 10, 2016

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About the author

Kazumasa Hayami

30 books4 followers

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Profile Image for Yasuo Itoh.
208 reviews10 followers
July 6, 2016
なぜ小説が書かれるのか。それは作品中に何度も登場する「誰かが物語を必要としている」という言葉につきる。本作品は小説家と書籍編集者を中心に、周りにいる仕事仲間や家族、恋人、友人がいかに小説と関わっているのかを熱量高く訴える物語。これ、まさに自分が必要としている物語だ。この作品に出会えて良かったと心底思う。小説として読むのは当然面白いのだが、中高生や大学生にも読んでほしい。社会との関わり、言ってしまえば社会人として生きていくために必要なものの考え方や心得などを感じることができるのではないだろうか。100冊のビジネス書を読むより心に残るに違いない。作家と編集者の物語ではあるが、他の業界の人でも、この物語の根底に流れている面のを感じ取ることで、もう一回り大きい自分になれるのではないかと思う。小さな悩みはこの作品が吹き飛ばしてくれる。あとは自分がどれだけ覚悟できるかどうかだ。何度でも読み返したい作品である。
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