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雲霧仁左衛門(後)(新潮文庫)

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2020年は著者没後30年。 再び味わいたい、池波正太郎の世界。 お前だけには、もらしておこう。最後の盗(つと)め先は、伊勢の安濃津(あのつ)じゃ……。 天下に名立たる怪盗・雲霧。その度肝を抜く大仕掛けが、今宵も光る。 尾張・名古屋城下で、五千両余を盗み出し、一人も負傷することなく逃亡した雲霧一味は、再び江戸で、数年後の盗みばたらきに備えて暗躍をはじめる。一方、何度も雲霧一味に煮え湯をのまされた火付盗賊改方と町奉行所は、一味の探索に執念を燃やし、肉薄する……。雲霧仁左衛門は、胸に秘めた最後の盗(つと)めばたらきを成し遂げられるか? 稀代の大盗賊・雲霧一代の神出鬼没の大活躍。 本文より 松屋吉兵衛は当夜、雲霧一味の人相は盗み頭巾に隠れていたので、たしかめるすべもなかったが、およその年恰好、声の調子、躰つきなどは、可能なかぎり記憶に残していた。 そして、あの盗賊一味の盗み装束である。 黒木綿の裾(すそ)を端折(はしょ)って、黒の股引(ももひき)に足袋。 その黒の着物の背中には、 「たしか、灰色の雲の模様が染めぬいてあった……」(略) 雲霧仁左衛門は、上方から、関東へかけての金持や富商を恐れさせて&

591 pages, Kindle Edition

First published June 29, 1982

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Shōtarō Ikenami

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Profile Image for kg.
87 reviews
August 4, 2019
なるほど、これを読んで物足りんと思った人がドラマを作ったのかなぁ
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