展望塔の殺人

吉敷竹史 #7

by Sōji Shimada

東京・飛島山公園の展望台で平凡な主婦・井上典子が、売店のアルバイト学生・矢部富美子に刺殺された。典子には人に怨まれるようなところはないし、富美子は東大に学ぶエリート学生だった。2人にはまるで接点がなかった。動機なき衝動殺人とみなされたが、その裏に恐るべき都会の狂気が隠されていた…《展望塔の殺人》。緑色を異常に嫌悪する男の失われた記憶とは?《緑色の死》。逃げても隠れても電話のベルが追ってくる恐怖《都市の声》。ある朝、やり手で鳴る商社の重役が黒いハイヒールを前に発狂していた《発狂する重役》。鬼才が全力投球で描いた極上品ぞろい!

307 pages, Paperback

Published March 1, 1991

About the author

Japan language profile here 島田 荘司
Russian language profile here Содзи Симада

Reviews

[Shea Chen · Rating 4 out of 5]

都市之声＞常务理事疯了＞展望塔上的杀人＞绿色之死＞收死率＞D坂密室杀人事件
整体质量中规中矩的短篇集子，也是吉敷系列第一部短篇集子，不算是岛田的佳作，但读起来还是蛮有趣。

[Riemann Lee · Rating 2 out of 5]

無病呻吟，所謂的社會批判充其量只是現代人在social media上的shitpost。