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この夏のこともどうせ忘れる (ポプラ文庫ピュアフル)

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高校三年、受験生の圭人は塾の夏季合宿に参加し、学校で同じクラスの香乃と同室になる。苦手なグループにいる相手を窮屈に感じていたが、眠れない夜を過ごすうち、圭人は香乃にある秘密を知られてしまう――「空と窒息」など書き下ろし5編。夏休みという長い非日常、いつもと違う場所で出会い、交流する二人。暑さに眩む視界と思考の中で、変わっていく関係を描く。記憶に濃い影を落とすような青春小説。

232 pages, Kindle Edition

Published July 4, 2019

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深沢仁

10 books

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Profile Image for Erika.
2,910 reviews88 followers
July 18, 2026
何故この本を読もうと思ったのか全く思い出せないけれど、図書館の予約が回ってきたので読んでみた。

5作品どれも、うだるような暑さの夏休みを思い出させるものだった。
が、「これ好きかも」と思ったのは3作目の「宵闇の山」のみ。(が良かったのかも。あと、花火という夏らしいものも)
他の作品は、正直「家庭内の不和に傷つく高校生」の描写が、PTSDになりそうだった。(そんなにグラフィックな描写はないけれど、静かな描写こそが、私が体験してきたものそのもので、キツイ。)

この著者の「英国幻視の少年たち」も、ティーンエージャーの少年の繊細な心の動きを描いている...と言える気がする(私にはまどろっこしく感じたが)ので、これが十八番なんだろう。
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