Kyūyaku Seisho
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ユダヤの神様のなんと合理的なことか。そして合理的であるがゆえに、なんと容赦ない強力な神なのだろうか。人は何故、神を信じるべきなのか。敬虔でいて徳を積めば、いいことあるから?神は悪しきをくじき弱きを助けるから?不幸にみまわれた人は悪いことをしたからしょうがないのだろうか。因果応報?自己責任?そうじゃないはずだ。信仰とはいったいなんだろう、人は何故、神を信じるのだろうか。さすがに聖書だけあって、非常に説得力に富んだ物語。主人公は敬虔さと信仰心、そして倫理観、すべてをあわせもったヨブ。彼の姿は理想の、そして究極の人間像に近い。人間の中の人間、それがヨブだ。そんなヨブの身に起こった出来事を通じて、何故を突き詰めていくのがヨブ記だ。
ある日、ヨブは見に覚えのない不幸に見舞われる。すべてを失い、自らの肉も腐り果て、苦しみ、灰の中にただうずくまる日々。彼の友人はいう。悔い改めよ、あなたは罪を犯した。ゆえに神に罰せられているのだ、と。ヨブは言う。見に覚えのない罪を悔い改めることは出来ない。この時点でヨブ自身もまだ、因果応報観に囚われている。ただ、ヨブが他の友人たちと異なるのは...more
ある日、ヨブは見に覚えのない不幸に見舞われる。すべてを失い、自らの肉も腐り果て、苦しみ、灰の中にただうずくまる日々。彼の友人はいう。悔い改めよ、あなたは罪を犯した。ゆえに神に罰せられているのだ、と。ヨブは言う。見に覚えのない罪を悔い改めることは出来ない。この時点でヨブ自身もまだ、因果応報観に囚われている。ただ、ヨブが他の友人たちと異なるのは...more
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